14年度の「アルミ協会賞」
開発賞など5件、表彰
日本アルミニウム協会はこのほど、14年度の「日本アルミニウム協会賞」を発表した。開発賞に「アルミニウム合金と鋼材の異材接合用フラックスコアードワイヤの開発」(神戸製鋼所・ナイス)など3件、開発奨励賞1件、技術賞1件が選出された。表彰式は、5月28日の通常総会で行う。
開発賞はアルミ需要拡大に貢献した製品、需要促進・新市場開拓が期待できる開発製品が対象で、技術賞はアルミ材料および製品の製造・加工で、特に優れた技術と環境対策など社会貢献度の大きい技術を対象に表彰するもの。
14年度受賞者は次の通り。(敬称略)
【開発賞】
・アルミニウム合金と鋼材の異材接合用フラックスコアードワイヤの開発
=松本剛、橋村徹(神戸製鋼所)、大西武志(ナイス)
・着除霜性に優れたプレコートフィン材の開発
=笹崎幹根、木戸開、冨田直隆(UACJ)、山田哲也(ナルコタイランド)、高橋南(UACJMHタイランド)
・FSW製大型厚肉枠の開発
=堀久司、河本知広、瀬尾伸城(日本軽金属)、佐藤勇人(日軽メタル)
【開発奨励賞】
・嵌合技術による異種金属接合ジョイントの開発
=松下健三、小南善治、北川祥平(丸久)
【技術賞】
・FSWによるヒータ埋設技術(サセプターヒータ)
=堀久司、河本知広、瀬尾伸城(日本軽金属)、佐藤勇人(日軽メタル)
鉄鋼新聞 2015年4月3日掲載記事