丸久、移転1周年パーティー開く
本年度は「未来力」
九州地区の有力非鉄流通問屋の丸久(本社=福岡県志免町)は17日、福岡市の八仙閣で移転1周年記念パーティーを開催した。松下健三社長ら役員と社員の約40人が参加。若手社員5~6人が中心となって企画し、本番でもダンスなどで会場を大いに沸かせた。
あいさつに立った松下社長は「昨年は移転披露もせず、関係者の方々には申し訳なかったが、1周年ということで社員さんからの発案で企画・運営となった。この行事を恒例化していきたい。私が社長になって2年目の2011年に策定した中期経営計画に『誠に小さな会社が今、成長期を迎えようとしている』と書いたことを思い出した」と感慨深げに語った。
続いて「毎年キーワードを策定し、1年目が『長寿発展企業を目指して』、2年目は『社風づくり』、3年目は『ブランド力アップ』、14年度は『物心ともに豊かさを』、2年目の本年度は『未来力』。これらのキーワードが当社の企業哲学とともに根付き、会社にエネルギーがあふれ、モチベーションの高さが持続している。未来力に向けて皆さんも会社も一歩一歩前進している」と社員を褒めた。
「同じ方向を向いて、ベクトルを合わせて逆走しないように入り口を見極めることが重要。正しい見方、考え方、本質を見る目を養うことが重要だ」と呼びかけた。
その後、松下伸二専務が乾杯を発声した。
日刊産業新聞 2015年4月21日掲載記事